ゼキ本

emeclix2008-02-29

(unreleased Meris 2.5)

アニメで世界中の子供たちに愛と希望をあたえる。というのは実は表の顔。実態は世界で最初の株式会社の形をとった、エロアニメ製作会社またの名をポル・ポト連合赤軍労働組合秘密結社と呼ばれて久しいスタジオ・ジブリについて少しみんなで考えよう。得意とする分野は、ロリータ、獣姦、触手系、などといったコアものが多く、どの作品にも幼い少女の性行為が描写されている。これは宮崎氏自身の趣味が色濃く現れているためであるのは周知の事実であるが、それはそれ。編集長より「ジブリ特集」なるテーマで5作品のレビューを依頼されたが、これに耐えうるものになるか否かは時の試金石でR


風の谷のナウシカ』(かぜのたにのナウシカ)は、徳間書店と乳首専属契約をしている宮崎駿の漫画作品、および1984年に劇場公開された宮崎駿監督のアニメ映画作品である。徳間書店博報堂の共同製作、アニメーションはトップクラフトが制作。ジブリは関係ねえ。

ナウシカアとはギリシア叙事詩オデュッセイアに登場するパイアキアの王女の名前である。(バーナード・エヴリスン著『ギリシア神話小辞典』社会思想社教養文庫小林稔 訳 参照)


女「ナウシカの巨人兵のシーン」
女「ナウシカの巨人兵のシーン」
女「ナウシカの巨人兵のシーン」
男「巨人兵じゃないぞ。巨神兵な。」
女「うっせえ汚物!」


唐突に幕を開けた女と男のやりとり。何気なく交わされるジブリトークは日々齟齬を生み出し、ディスコミュニケーションを我々につきつける。ナウシカに関してすでに多くが語られすぎている為、今回は私なりのオマージュをお届けしたい。



ナウシカ:ずっと前、私プランターでハーブ育ててたでしょ。やっと食べられるようになったから持ってきたわ!私が初めて育てたものだから、やっぱユバ様に食べてもらおうって思って!

ヤンディ:よかったな、ユバ爺!・・・って言いたいところだけど山芋ってハーブか?そもそもプランターで育てられないだろう

ユバ爺:なんですかおまえ・・・わしとナウシカがうまくいくのが気に入らないんですか?山芋はオマケですよ他にもヨモギやニラ、モロヘイヤ、セリだってあります。ナウシカ、こんなにたくさんワシのために・・・・じーん

ヤンディ:いや、別に他意はないよ・・・・・ただ・・・なんか意図的じゃないかと疑いたくなるラインナップなんだよな


ユバ爺:(フリフリのエプロン姿で登場)おい!晩御飯できました!!セリとニラは卵とじに、モロヘイヤと山芋はたらこの和え物にしました。 食後にはヨモギ餅もありますよ。季節バラバラだから、ナウシカも育てるの大変だったじゃろね−(はーと

ヤンディ:え〜〜〜と・・・・俺も食べないとダメ?

胸が苦しくなるような不安な予感に包まれながら俺は考えた。山芋じゃなくてグロリオサの球根だったらどうしよう、セリじゃなくてドクゼリだったら。ニラじゃなくてスイセンの葉だったら、モロヘイヤやヨモギじゃなくてトリカブトだったら。こんなの一気に食ったらひとたまりもないな、と。だが、耄碌したユバ爺を説得するのは困難であることに気づき、いかに自分だけが助かるか、このピンチを脱出する手段だけに頭をフル回転させたそして・・・・風の谷の神は決して俺を見捨てていなかった!

ピンポ〜〜〜〜ン!


ナウシカ:セツコ!バッチリのタイミングだったわね!久々のユバ様の手料理が味わえるわよ
セツコ:「わぁ〜〜〜美味しそう!」

ヤンディ:(な、なぜ?ここにセツコさんがいるんだぁ!!!)


ユバ爺:・・・・ヤンディ、さっきから何押し黙ってるんですかみんなで楽しく晩御飯食べようって言うのに。それともワシの料理に不満があるんですかヤンディさん、ぼやく余地は無いですよたまにはみんなの役に立ってくださいよ・・・そう、ここで家畜人間の汚名を挽回するんで・・・・・・あ、家畜て言っちゃった・・・・・・

ヤンディ:ユバ爺、あんたの言いたいことはわかるんだが正しい熟語は「名誉挽回」と「汚名返上」なんだ「汚名挽回」だと・・・・・・こう、逆の……

セツコ:もう満腹じゃー。これ以上食べられへんわ〜。
ヤンディ:なんだ、杞憂だったのか

セツコ:うはぁああああああ(急に顔面が緑色になる)

一同:!?


ヤンディ:・・・・・・息をしていない・・・大変だ!!
ナウシカ:あれ?セツコちゃん寝ているんですか?食べてすぐ横になると牛になりますよ〜

ヤンディ:呑気なこと言ってる場合じゃない!救急車を呼ばないと!電話はどこだ!

ナウシカ:フフッ電話ならユバ様の股間にぶらさがってるじゃない
ヤンディ:やむをえない、ユバ爺、電話かりるぞ。えと、1・・・

ユバ爺:あ、ヤンディさん、そんなとこ

ヤンディ「・・・1」
ユバ爺「・・・あ、ああ・・・」

ヤンディ「やはり誤食!!!すべて毒だったのか! 9・・・」
ユバ爺「あ、ああああああ・・・」

ヤンディ「もしもし・・・救急車・・・・え、きこえない?」

ナウシカ「フフッもっと耳や口を近づけないといけないよ」
ユバ爺「や、やめてくれぃ、ヤンディイイイイ・・・・・」

ヤンディ「だめだ!電話はつかいものにならない!誰かなんとかしてくれ!!」


ユバ「ヤンディ・・・・君まで・・・・わしの愚息は使い物にならないなどと・・・言うのか・・・・ウッ・・」
ナウシカ「たかがグロリオサにドクゼリ、トリカブトじゃない。心臓が止まるなんて、本当にやわな娘ねぇ〜〜〜」



清太「セツコオオオオオオオオおおおお!」


こうして「風の谷のナウシカ」によって露呈されたロリータ少女の毒薬性とそれに冒されたロリコン親父の哀れな結末、純粋な少女の死。ナウシカの計略によって消されていった描かれない11人の兄弟姉妹。宮崎駿の脳内小麦畑は時空を跨ぎ耕されてゆく。